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2024年4月30日 (火)

ソロモン諸島は何処に向かうのでしょうか

太平洋島しょ国のソロモン諸島で17日に実施された総選挙・地方選挙で、「親中国」のソガバレ首相率いる与党は15議席を獲得し第1党になったものの過半数届かず、ソガバレ首相は首相続投を断念したようです。今後は、マネレ外務・貿易相を擁立し連立政権に向けて交渉を行うようです。

ソロモン諸島では、首都ホニアラを中心に中国の支援で、道路やスタジアムなどの整備が進んでいるようです。しかし裏では中国企業のソロモン諸島進出により一部の政治家が私腹を肥やしているとも言われています。

中国企業による資源収奪にみえるような開発のやり方や、地元民や地元文化に対するリスペクトの無さが反中感情の原因ともいえます。

中国の支援はオーバーハンド(造ったものを与える)で結果として「債務の罠」に陥っていく危険性が高くなります。

私は米中の二大国の渦中に巻き込まれずに、ソロモン諸島の自分たちの独自性を守り、支援国と対等な関係であって欲しいと思います。
改めて日本のとるべき姿が問われてくるのではないでしょうか!。

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2024年4月19日 (金)

大国間の覇権争いに南太平洋の島嶼国を巻き込むべきではない

 2024年4月19日 朝日新聞デジタルから

 サモアで活動をしていた時から、南太平洋の島嶼国は大国間の競争の渦中にある、と感じていた。まさしくソロモンも例外ではないようだ。

 現政権は親中政策をとり、多くの経済援助を引き出した。首都ではインフラが整い生活が豊かになったと喜ぶが、その反面、国の借金が膨れ上がっていく。しかたなく中国と安全保障協定を結び、空港や港をはじめとする、様々な要衝を抑えられてしまう。いわゆる「債務の罠」にはまっていくのである。 また一部の国民は中国と関係が深い一部の政治家が私腹を肥やしているのではないかという不満もあるようだ。
 この現状をふまえ野党は米国やオーストラリア、台湾を「伝統的なパートナー」として、関係を再構築すべきだなどと訴えている。

南太平洋の島嶼国は米中の大国間の競争の渦中に巻き込まれるのではなく、もっと自由にその国の伝統・文化を守っていって欲しい。 

今月17日に総選挙の投票があり、様々な情報戦も繰り広げられたようである。どのような結果になろうとも太平洋戦争時のような大国の「陣取り」の舞台となってほしくはない。

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2024年3月25日 (月)

新しい時代のトリーデ -撫養城(岡崎城)-

 撫養城は徳島県鳴門市撫養町林崎にある城跡です。
徳島県撫養港から見上げると標高60mの山に望楼型3層3階模擬天守があり、すぐに見つける事が出来ます。

 撫養城の築城年代は定かではく、承久の乱後に鎌倉幕府の阿波守護に補任された小笠原氏の居城と伝えられています、となると、この城の成り立ちは、かなり古いですよね。

案内板によると
「天正13年(1585年)、四国征伐により蜂須賀家政が阿波国の新領主となり、徳島城の支城を9城置き(阿波九城)、益田正忠を撫養城の城番として手勢300名をもって守らせた。
寛永15年(1638年)一国一城の令により阿波9城は破壊された。」とのことです。従って、この時に撫養城も破壊されたのでしょう。 

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  撫養城の縄張りは、城山が東方面を除く三方が急崖となっているため、山頂部を二段に削平して本丸(模擬天守がある)と妙見神社境内となっている二の丸があり、二の丸の東側に一段下に三の丸があります。

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(一般道から妙見神社社殿に上がる階段)


妙見神社社殿後方付近に蜂須賀氏による修築によると思われる石垣が残っています。

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天守は平成28年に鳴門市の防災拠点・シンボルとして「トリーデなると」として生まれ変わり、新しい時代の砦としての役目が出来たようです。

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2024年3月21日 (木)

サモアの派遣記録を本として出版しました

サモアでの経験を本にまとめました。
サモアは日本人にとって、あまり馴染みがない国かもしれませんが、手付かずの自然と昔からの文化、伝統が色濃く残っています。
サモア人は私たち日本人から比べると、体格がとっても大きく、タッーウが入っていて強面のように見えますが、とっても心優しい人たちです。治安という面では、日本よりも安全かもしれません。
そして何よりもサモア人は日本、日本人が大好きなんです。
そんなサモアの素晴らしさを医療、臨床検査を中心にまとめました。読んで頂けたら有り難いです。
そして、来る大阪万博でサモア館に足を運んで頂き、サモアの伝統、文化に触れて頂けたら嬉しいです。 

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☆ 新刊のお知らせ ☆
 ついに!ついに発刊となりました!!!
「ねぇ みんな!サモアって知ってる?」
JICA(青年海外協力隊)に参加した、ある意味無鉄砲な一人の臨床検査技師が、言葉も文化も「ジョーシキ」も違う、南太平洋のサモア独立国に赴任して経験した様々な事柄を一冊にまとめました♪ 
 これから医療の世界に飛び込もうと思っているけれど、海外で働くのもちょっと興味ある・・・いやでも待って!海外なんてよく知らないからどうして良いのかわからない~( ;∀;)!なんて、将来を模索している若い方、「若手じゃないけどまだまだ社会に貢献できるぞ!・・・え、海外!?そんな選択肢もあるのか!?」というベテランの臨床検査技師さんにも、ぜひ読んでいただきたい一冊となっております!
この本は、「医療と検査機器・試薬」誌にてご連載いただいたものに一部加筆したものですが、ご連載中、編集スタッフが毎回、
サモアと日本の文化、考え方、こころの持ち方の違いに笑い転げながら楽しくお仕事させていただきました。
ここで、スタッフのツボにハマった一部をチラ見せ♪
 サモアのとある、一軒の商店。お店なので、当然、営業時間も休業日もあります。日本でも、お店の、お客の目に入りやすい場所に、営業時間と休業日の告知が書かれているところが多いですよね。
例)
 日本 営業時間 午前10時~午後7時
    定休日  毎週水曜日
 サモア 営業時間 午前10時~午後7時
  注釈:でも時によって、もっと早くから開けている場合もあるし、もっと早く閉めている時もあります。
     定休日 日曜日
  注釈:でも時によって、日曜に開けている場合もあるし、他の曜日に閉めている時もあります。
ある意味、とても正直で一生懸命説明している告知なのですが、
お店の看板にこれが堂々と書かれている掲載写真を見た時、もうスタッフ的にはまさにお腹がよじれるほど、笑ってしまったのを鮮明に覚えています。
こんな感じで、日本のジョーシキとは違うけれど、思いやりがあり、極端なほど「雑」で、愛すべき国民性を持つ、サモアの人々と、日本で生まれ育ってきた臨床検査技師が、「仕事」として関わった場合、どんなドラマが生み出されるのか・・・!?
テストにも旅行雑誌にも出ないであろう経験談を、ぜひ、読んでいただければと思います。
 ねぇ みんな!サモアって知ってる?
  住んでびっくり遊んでどっきり仕事して・・・!!!
~臨床検査技師を通して何を伝え、何を学ぶべきか~
中島 康仁(関西医療大学臨床検査学科)
ISBN 978-4-905314-95-0
定価 1.650円(本体1.500円)
ご購入はこちら ↓
https://www.uchu-dou.jp/products/detail.php?product_id=157

#臨床検査技師 #サモア #JICA #新刊 #海外で働く #シェア大歓迎


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2024年2月22日 (木)

英語はいつから勉強を始めるべきなのでしょうか

2024年2月22日 朝日新聞 「早期教育へのギモン:3」から 

海外で働くとなると、どうしても気になるのは言葉の壁をどうクリア―するかですよね。

現代では、グローバル社会が進み、海外とのやり取りも増え英語の語学力の向上が叫ばれています。確かに英語力を身につけていればビジネスチャンスを掴みやすいかもしれませんし、確かに流暢な英語で話せるに越したことはありません。

海外で仕事をするうえで英語力が秀でているということは大きなアドバンテージがあります。でも本当に英語を母国語としている人たちのように流暢に会話しなければならないのでしょうか。
本当に求められることは、その国でこれからしょうとしている仕事の知識・技術だと思います。
たとえ、たどたどしい英語であっても、確かな知識・技術を持っているのなら、十分に信頼される人材となるでしょう。でも英語は流暢に話しても、知識・技術が曖昧なら、信頼される人材にはならないと思います。

私は、その意味では英語力というのは必要条件にはなりますが、十分条件にはならないと考えます。

 日本人は国民性なのか、英語を完璧に話さなければカッコ悪い、完璧に話せないくらいなら、話さない方がましと考えている人が多くないでしょうか。
でも例えば海外から旅行者が困っていたら、たとえ、たどたどしい英語であっても、一生懸命に聞いてあげて、何かのお役に立てればとっても喜ばれると思います。

私もこれからは、恥ずかしがらずに英語を使っていきたいと思います。

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2024年2月18日 (日)

マラリアワクチンは出来たけれども

 2024年2月18日 Asahi Shinbun Globe から 興味深い記事があったので紹介します。

 新型コロナのパンデミックでは、ワクチンの開発が1年足らずで成功するなんて世界の誰が想像したのでしょう。カタリン・カリコ氏とドリュー・ワイスマン氏が開発したmRNAワクチンの技術で世界のどれくらい多くの命が救われたかと考えると、彼らの功績はノーベル賞受賞だけに留まらないものがあると思います。

 マラリアについては、マラリア原虫(寄生虫)は複雑な構造を持ち、しかもヒトの体内で寄生する場所を変えるため、ワクチン開発は長年の課題だったようです。
でも新型コロナウイルス感染を経験したことによりワクチン開発の技術が進みました。英国のグラクソ・スミスクライン(GSK)がワクチンの開発に成功し、2022年、国連児童基金(ユニセフ)がGSKと3年で1800万回分のワクチン供給契約を結びました。また2023年10月、英オックスフォード大学も別のワクチンの開発に成功し、2024年中にも接種を始める準備が進んでいるようです。

 しかし年間2億人以上が感染するマラリアに対して、現状ではワクチンの供給が追いつかないようです。
さらに思い出して頂きたいのは新型コロナのパンデミックでは、世界中でワクチンの奪い合いが起こり、経済的に裕福な先進国に優先的に配布されました。
 マラリアの流行国は貧しい国が多く、ただでさえ支援が届きにくい途上国の子どもたちに、GSKのワクチンでは4回も接種する必要があり、まだまだ課題はあるようです。
 そう考えると、ワクチンの接種率の向上だけではなく、当面の課題として天井式蚊帳の継続的な普及が大切であると思います。

 この記事の最後にある「マラリア対策に『magic bullet(特効薬)』は存在しない。ワクチンが登場しても、これまで進めてきた蚊帳をはじめとする蚊の予防策や、人々の行動変化など、包括的な戦略が必要だ」ということを私も痛切に感じます。

 まさしくマラリア対策は経済格差の是正と公衆衛生教育の持続的な啓発が大切だと思います。 

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2024年2月10日 (土)

上川外相がサモアに初めて訪問し24億円の資金援助に署名

 2月10日 朝日新聞朝刊から

 サモアの首都アピアで上川陽子外相が日本の外相として初めてサモアを訪れフィアメ首相兼外相と会談し、サモア国立大の教育実習棟の新規建設や実験・実習用機材の供与のため保健医療の教育を充実させるため、約24億円の無償資金協力を行う文書に署名しました。

 サモアは、1972年に太平洋諸国として初めてJICA海外協力隊を受け入れました。以来、700人近くの青年海外協力隊がサモアに派遣され、教育、保健、建設、環境、IT、スポーツと文化など幅広い分野で活躍しています。今回は、その保健医療の教育を充実のための無償資金協力ということで、協力隊隊員の努力の成果とも思っています。
 海外協力隊がサモアの人々とともに現場で協力していったことが一つの要因として、 日本とサモアの「絆」は強固なものとなり、日本が信頼できるパートナーとなったのだと思います。

 しかし、その背景には南太平洋地域では中国が経済支援などで影響力を強め、米国がそれを押し返そうとする米中対立が顕著になっています。サモアは独自性や自立性を尊重し様々な分野で協力を深化させたい考えのようです。

 

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2024年2月 2日 (金)

本当に何歳でも習得可能なのですよね

 2月3日の朝日新聞 語学の扉 から

 記事によると「カナダ人の言語学者スティーブ・カウフマンさん(77)は、20の言葉を操ることができると言います。しかも、「60歳になってから学んだものも多い」とか。「誰でも語学は習得できるから、諦めないで」と日本語で自信たっぷりに話します。」と記しています。

 私はサモアにいた時は英語のスキルアップは意識していましたが、サモア語の習得にはお世辞でも熱心ではありませんでした。
マーケットに行くと英語は全く通じません。そこで身振り手振りにほんの僅か知っているサモア語を使うと嬉しそうな顔をしてくれ事が忘れられません。

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 本当に言葉って大切ですよね。

 サモア語を使うことはありませんが、英語については勉強を続けようとする気持ちだけは切らさないようにしたいと思います。
この記事に書かれているような脳のどの部分が活発になったという難しいことは考えないで、いくつになってもスキルアップ出来ると信じ、間違っても良いから英語を使っていこうと思います。

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2023年12月27日 (水)

人生の可能性を広げる方法の一つとして

  2023年朝日新聞 「今さら聞けない世界」 から

 高校通算140本塁打の花巻東高校の佐々木麟太郎選手は「野球だけではなく人生の可能性を広げたい」として米国の大学に進学することを表明しました。私はとっても素晴らしいチャレンジだと思います。

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 将棋棋士の羽生善治さんは、子供が「なぜ、勉強するべきるんだろう?」という疑問に対して、「たくさんのことを知ると生きていく上で役に立つから」と答えておられるそうです。私も勉強することの意味の一つに“人生の選択肢を広げることができる”と考えます。

 学生の時にいろいろな分野の基礎知識を積みあげているからこそ、その先の憧れや興味のあることをもっと学べるし、将来その道の専門家になれるんじゃないでしょうか。

 多くの子供たちが憧れるプロ野球選手にしても、プロになれる人は僅かで、さらに活躍して一軍で活躍できる選手は、ほんの一握りの方だけですよね。たぶん、その一握りの方は、単純に野球の素質があるというだけではなく、監督やコーチからの指導を吸収する才能があり、自らも探求心が旺盛であり、最終的には自分自身に落とし込んでいくという努力を続けられる才能がないとなれないんではないでしょうか。

 そして才能ある選手もいずれは引退しなければなりません。人生というスパーンで考えると選手として輝いていられる時間って短いでしょうね。

 そこでしっかりと勉強して、体系化された知識、技術を持っている方は良き指導者という一つの道も開けると思います。その指導者はプロ野球だけでなく、その方が学んできたプロセスに応じて様々なレベルや場所があると思います。
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 野球を上手くなることだけでなくとも、野球を楽しめれば草野球を通してのつながりの仲間もできるかもしれません。

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テレビで野球観戦をみていても、にわか解説者として楽しめます。

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 考え方次第で、アスリートからのセカンドキャリアに移らなければならない時に、そのハードルも下がると思います。

 日本の大学スポースは、まずスポーツありきで、学生が本来やらなければならない人生の勉学を疎かにしてもよいとする風潮はないでしょうか。大学で友と人生を語り合い、様々な事を学べるチャンスをミスミスのがすのは余りにもたいないです。

  若い時間というのいは貴重です。自らの将来を考え、何が足りないか、何が必要かを自発的に考える選手が増えてもいいのではないでしょうか。

 いろんな意味で私は佐々木麟太郎選手の将来に注目していきたいと思います。 

 ジョージタウン大学では野球の技術が素晴らしくても、大学のレベルにふさわしい学業成績が備わっていなければ入学できないそうです。日本の大学もそうでなければならないと思っています。

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2023年12月25日 (月)

自分の価値を高めることを目標にしよう

2023年12月25日の朝日新聞から

 2023年のプロ野球は阪神タイガースの日本一で幕を閉じました。
阪神の優勝に関して特筆すべきことの一つに福岡ソフトバンクホークスか移籍してきた大竹耕太郎投手(28)の活躍があるのではないでしょうか。大竹投手は福岡ソフトバンクホークス在籍中の5年間で計10勝だったのですが、移籍した阪神では12勝をあげました。

 大竹投手は速い球を投げる投手が多いソフトバンクホークスでは、コントロールが持ち味の大竹投手の評価は低かったようです。阪神ではマウンドで疲労が見え始めると、球威が落ちてきたことよりも、コントロールの乱れとして指摘されたそうです。すると「速い球を投げなくていいと力みが消えて気持ちの面で楽になった」と振り返っておられます。

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 これってコントロールを重要視している大竹投手にとっては、気持ちが萎えないような気がします。

  そんな大竹投手は日米通算163勝のソフトバンク・和田投手から打者との駆け引きや心構えを教えていただいたそうです。またプロ入りから反省点、練習で気づいた点などを自分1人だけのグループLINEに記録したり、スマホのメモに残したりしてきたそうです。

 その地道な努力を神様が見ていてご褒美を下さったのでしょうね。

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最近は、自分のためになるかもと合気道や生け花も習い、ウクレレも弾くそうです。気がつけば1軍で投げることだけが目標ではなく「僕の価値を高めることを目標にしよう、と考えが変わった」ということでした。

 これって凄く大切な事だと思います。直接は関係ないかもしれないことが、将来、別な分野で役にたった、てことありませんか。その人のもつ人間の深み、厚み、から成せることで、延いては他人を思いやる優しさにつながりますよね。
 そんな大竹投手なら現役を引退しても、良き指導者、さらには野球に拘らずとも素敵な社会人として活躍されるんじゃないでしょうか。 

 暫くの間は大竹耕太郎選手を注目していきたいと思います。

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